医療機器

日本ストライカー 脳動脈瘤塞栓用コイル「Target Tetraデタッチャブルコイル」販売開始

日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:水澤 聡)は、脳動脈瘤に対するコイル塞栓術で使用する「Target Tetra(ターゲット テトラ)デタッチャブルコイル」の薬事承認を受け、2023年7月に販売を開始しました。

脳動脈瘤の中に柔らかいプラチナ合金製のコイルを挿入し、血流が瘤内に流れ込まないようにする治療がコイル塞栓術です。同社では2011年から「Target(ターゲット)デタッチャブルコイル」を販売し、臨床でのニーズに合わせた製品ラインアップを拡充し、Targetシリーズとして展開してきました。この四面体(tetrahedral)形状の「Target Tetraデタッチャブルコイル」がシリーズに加わり、新たな治療オプションの提供となります。

シリーズ新製品となる「Target Tetraデタッチャブルコイル」は、クローズドループ(輪のような形)のコイルが四面体形状を形成することによって、高い形状安定性を維持できます。また、ブレイデッド・マルチフィラメントを採用することでコイルの柔軟性が向上しました。安定性と柔軟性が両立したことで、小さな脳動脈瘤に対し、外壁部分を構築するフレーミングから、内部を充填するフィリング、さらにフィニッシングまで対応することが可能になりました。

関連記事

  1. 自分の血液を使った再生医療PRP療法用医療機器 高度血小板濃縮システム…

  2. セコムがオンライン管理のオートショックAED「AED3250」を発売

  3. SDKI Inc.が新レポート「外科用開創器市場 – 予測…

  4. アボット、一分毎にグルコース値をリアルタイムに測定でき、選択式アラート…

  5. 楽天メディカル、イルミノックス治療で技術経営・イノベーション大賞を獲得…

  6. アボット、国内初となる「デバイス抜去専用カテーテル」を備えたリードレス…

最近の記事
PAGE TOP