Holoeyes株式会社(ホロアイズ、本社:東京都港区、代表取締役:杉本 真樹、以下、「Holoeyes」)は管理医療機器(クラスⅡ)認証を取得した、汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム「Holoeyes MD」と、シーメンスヘルスケア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:森 秀顕 、以下「シーメンス社」)の、医療プラットフォーム「teamplay digital health platform(以下、teamplay)」の連携販売を開始します。
Holoeyesは2016年10月に外科医とエンジニアにより設立された医療ITベンチャーです。CTやMRIなどの画像診断装置で得られた画像情報をコンピュータ処理し、診療のために提供するプログラムである、医療用画像処理ソフトウェア「Holoeyes MD」を提供しています。同製品は三次元画像処理を行う機能があり、ヘッドマウントディスプレイを併用して空間的に提示することも可能です。
また、非医療機器の「Holoeyes XR」や、バーチャルリアリティー(VR)のように三次元空間上において複数人で同時に没入体験をしながら遠隔カンファレンスができる「Holoeyes VS」などの医療支援サービスも提供しています。
teamplayは、医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)の発展を視野に入れ、シーメンスヘルスケアが開発した多機能デジタルヘルスプラットフォームです。オープンでセキュアなクラウド環境を基盤にした仕組みのもと、医療機関、医療従事者、患者、自治体、メーカーやそのパートナーを含むすべてのステークホルダーがつながり、連携し、よりよいアプリケーションやサービスの提供・活用を促進することを目的としています。teamplayは、現在国内で2,100以上の施設に導入されており、11の自社製アプリケーションに加え、これまでに提携した3つの他社製アプリを提供しています。
医療機関では、今までHoloeyesのサービス利用する際にはWi-Fiなどを利用し、Holoeyesのクラウドサービスへデータをアップロードしていました。シーメンス社のteamplayと連携をすることにより、teamplayが導入されているPCから、院内ネットワークを通じてHoloeyesのクラウドサービスへデータをアップロードすることが可能です。さらに、CT・MRI撮影からHoloeyesのクラウドサービスへのアップロードまでの時間短縮が期待されます。