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コミュニケーションアプリ「Join」、コロナワクチンの副反応対応で神奈川県が採用

地域医療連携ICTツールとして採用

株式会社アルムは、2021年5月24日、同社が開発・提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ『Join』が、神奈川県に採用されたと発表しました。

同社は、医療・福祉分野におけるモバイルICTソリューションを開発・提供している企業。神奈川県は、新型コロナウイルスのワクチン被接種者の副反応に関する地域医療連携ICTツールとして、『Join』を採用しています。

高セキュリティ環境下でのコミュニケーションを実現

『Join』は、高セキュリティ環境下において医療関係者がコミュニケーションをとることができるアプリです。「専門医師が院内にいない、でもすぐに指示が欲しい」といったニーズが生じる救急現場などにおいて、リアルタイムのコミュニケーションを可能にしています。

同アプリは、医用画像を閲覧できるDICOMビューワーを標準搭載すると共に、チャット機能も搭載することで、画像や知見の共有を実現。院外にいる医師へのコンサルテーションや、救急患者転院時の病院間連携・情報共有などでも、利用が可能です。プログラム医療機器としては、日本で初めて保険収載されています。

副反応に対する知見向上のために活用

神奈川県において『Join』は、コロナワクチンの副反応対応のために活用されます。専門的な医療機関の医師同士がタイムリーに情報共有・相談を行うことができる体制を構築し、副反応の知見集積や診療の質向上に貢献。また、県内協力医療機関の副反応症例に関する症例相談などにも活用されます。

同社は今後も、「すべての医療を支える会社(All Medical)」としてて医療現場に貢献すべく、『Join』の活用可能性を模索するとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

『Join』が神奈川県のワクチン副反応フォローアップ向けシステムに採用 – 株式会社アルム
https://www.allm.net/2021/05/24/9943/

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