患者側の理解促進をAIにより支援
Third Way株式会社は、2020年12月27日、AI活用サービス『Patient Illness History』のβ版提供を開始しました。
『Patient Illness History』は、女性のヘルスケアにまつわるプロダクト事業として、同社が展開するサービス。病状・治療などに関する説明について、患者側の理解促進をAIにより支援するサービスとなっています。
医療関係者との適切なコミュニケーションも促進
今般のコロナ禍により、病院を受診することは大きな制限を受けることになりました。こうした状況において、医師が言うことを患者自身が理解できないといったケースが、課題になりつつあります。医師に質問したくても、何をどう訊けばいいかわからないという人も、現実には少なくありません。
こうした状況に対応すべく、『Patient Illness History』は開発されました。同サービスでは、同社が開発した技術により、人とAIの融合を推進。また電話やSNSの通話機能を使い、専門スタッフがリモートにて病気に取り組む患者自身の意思決定を支援します。同時に、医療関係者との適切なコミュニケーションも促進するとのことです。
納得の行く治療を進めることができる
『Patient Illness History』の具体的なサービスとしては、診察室での診察内容を代理記録すると共に、AIが専門用語を翻訳・要約します。またAIは、患者ごとのサマリーも記録・保管。AIとネット環境の活用により、いわば診察室への付き添いをオンラインで実現するようなサービスとなっています。
同社は今後『Patient Illness History』を通じて、医療関係者と共に納得の行く治療を進めることができるよう、患者を支援するとのことです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Third Way株式会社
https://thirdway4914838.wordpress.com/
AIを活用したサービス『Patient Illness History』リリ―ス – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/