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リーガルテック社、医療機器業界向けに「診断アルゴリズム・UI設計の知財化支援AI」提供開始

リーガルテック株式会社(本社:東京都、代表取締役:佐々木 隆仁)は、医療機器および診断装置業界において急増するAI診断技術やソフトウェア医療機器(SaMD)の知財化を支援するため、特許戦略AIプラットフォーム「Tokkyo.Ai」の提供を正式に開始しました。

■ 背景:医療×AIの進展と知財戦略の空白
・医療機器分野では近年、AIによる画像診断補助、音声記録解析、リモート診断支援などが実用化
・SaMD(Software as a Medical Device)の市場は年々拡大し、“装置よりソフトウェア”の価値が高まる時代に
しかしその一方で、
・ソフトウェアアルゴリズムやUI設計が特許出願されず、属人的なコード資産にとどまっている
・海外スタートアップや大手医療IT企業に先回りして特許を取られてしまう事例が多数発生
・多くの中小メーカーやR&D部門は「どこからが特許になり得るか分からない」状態

■ 解決策:「Tokkyo.Ai」でAI診断・制御ソフトの特許化と防衛戦略を支援
Tokkyo.Aiは、医療向けのAI・ソフトウェアに特化して開発された知財化支援AIです。

■ 主な機能概要
・診断ロジック・処理フロー・画面構成をもとに、特許明細書案・請求項の草案を自動生成
・海外特許(米・中・欧)との構成比較・差異抽出・侵害リスク診断も可能
・R&D部門と知財部門の連携を支援する知財マップ機能を搭載

■ 導入事例
医療機器メーカーでは、Tokkyo.Aiを活用し:
・新たな医療機器について明細書草案を自動生成
・既存特許との機能比較を行い、差別化要素を明確化
・出願した特許を元に、大手とのライセンス契約につなげた

■ 導入メリット
・ソフトウェア資産の“知的財産化”による競争力強化
・海外展開・提携時における技術交渉力・ブランド価値の向上
・スタートアップやR&D部門でも簡易にIP戦略を構築可能

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