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【新発売】AIメディカルサービス、画像上早期胃がんおよび腺腫を疑う領域を検出するAI搭載の内視鏡画像診断支援ソフトウェアを発売

内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)を開発する株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役 CEO:多田 智裕、以下「AIM」)は、AIを搭載し、内視鏡検査中に内視鏡検査機器から受信した胃内視鏡画像を解析し、画像上早期胃がんおよび腺腫を疑う領域を検出し、医師の診断補助を行う内視鏡画像診断支援システムgastroAI™ model-G2を販売開始したことを発表しました。

gastroAI™ model-G2は、内視鏡検査機器から受信した胃内視鏡画像を解析し、画像上早期胃がんおよび腺腫を疑う領域を検出し、汎用モニターに投影した胃内視鏡画像に矩形として表示するとともに音によって観察者に通知します。これにより、観察者に注意を喚起し、観察者が画像を解釈し病変検出することを支援します。

製品特徴

検出対象:早期胃がんと腺腫に画像上類似した領域を検出対象としています。

内視鏡検査中にリアルタイムでダブルチェック:内視鏡検査中に内視鏡映像の静止を伴う操作を行うことで病変検出支援機能が動作、AIが解析を開始して結果をモニターに表示します。また、AIの解析画面はサブモニターに表示され、メインモニターに干渉しないため内視鏡画像観察の邪魔にはなりません。解析にかかる時間は0.15秒以内です。

試験成績

性能評価試験の結果、熟練医に対しても感度が向上:性能評価試験を行い、熟練医が本品を使用せず読影した場合と、本品を使用して読影した場合の感度および特異度を比較した結果、熟練医に対しても感度が向上しました。

〈試験概要〉

内容:静止画による後ろ向き読影試験

対象:上皮性腫瘍が疑われる早期胃がん(隆起型、平坦型、陥凹型)および腺腫

データ数:検出対象150 画像、非検出対象350 画像

〈試験結果〉

感度(病気を病気と判定する力)特異度(正常を正常と判定する力)
本品91.4%90.3%
熟練医66.4%90.8%
熟練医+本品83.5%92.9%

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