医療機器

自分の血液を使った再生医療PRP療法用医療機器 高機能PRP調整システム 「Angel cPRP/BMCシステム」の販売を開始

Arthrex Japan合同会社(本社:東京都新宿区、職務執行者:皿澤義隆)は、無菌的操作可能なPRP調整システム「Arthrex ACP ダブルシリンジ システム(以下、ACPダブルシリンジ)」を2020年1月から発売しており、この度ACPダブルシリンジを更に進化させた投入血液量によるPRPの濃度調整可能な高機能型PRP調整システム「Angel cPRP/BMCシステム(以下Angelシステム)」を11月より販売を開始します。

Angelシステムは投入血液量によるPRPの濃度調整・自動分離が可能なクラスⅢ医療機器として国内で初めて製造販売承認されました。 PRP療法とは、近年、変形性膝関節症やプロスポーツ選手の怪我や疾患の治療としても注⽬を浴びており、患者⾃⾝の⾎液を遠⼼分離して調整される多⾎⼩板⾎漿(以下、PRPという)を⽤いて行う治療です。

Angelシステムの主な特徴

ACPダブルシリンジでは、遠心前の血液と比較してPRPへの不純物(赤血球)を約99%抑制できる一方で、PRPに含まれる血液成分の濃度の調整が行えませんでした。Angelシステムでは、PRPの濃度調整し、患者毎に個別化されたPRPを提供可能です。 Angelシステムは、投入血液量によるPRPの濃度及び精製量を患者毎に調整可能です。また、血液の分離・抽出操作はボタンを押すと全て自動的に行われ、血液はディスポーザブルのAngel PRPキット内の流路を通って無菌的に密閉状態で処理されます。

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