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胸部X線画像の読影診断を支援するEIRL Chest Screeningの新モデルを発売、過去検出結果比較機能を追加し、比較読影支援を可能に

エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久、以下「エルピクセル 」)は、胸部X線画像から異常陰影候補領域(結節影、浸潤影、無気肺、間質性陰影)の読影診断を支援するEIRL Chest Screeningについて、過去検出結果比較機能を追加した新モデルを発売しました。

今回の機能追加の背景

医師は多い場合で、1日に500件以上の胸部X線画像を読影します。その際、必要に応じて過去と現在のX線画像に対する比較読影を行います。特に、現在のX線画像上に異常な陰影を認め、かつ、過去のX線画像にはない(新規出現可能性のある)陰影の場合、当該情報は精密検査の要否を決める重要な判断材料です。そのため今回、上記4種類の異常陰影候補領域の検出に加え、過去の検出結果を比較する機能を追加しました。本機能を併用することで、医師の見落としリスクを低減し、比較読影の支援をします。

新たに追加された機能

過去検出結果比較機能とは、本ソフトウェアが解析した胸部X線画像の画像情報を保持しておき、後日同一患者の画像を解析した際、過去の検出結果と比較することで、異常陰影候補領域の経時的変化(新規検出の有無)を表示する機能です。過去に検出されていない異常陰影候補領域が新規に検出された場合、二重線で表示します。

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