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メドトロニック 医師・医療従事者向け手術トレーニング施設を名古屋・藤田医科大学内に開設

メドトロニックの日本における 3 法人のひとつであるコヴィディエンジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、開腹手術、低侵襲な腹腔鏡下手術及びロボット支援下手術、外科手術のすべての術式を包括的に学べる医療従事者向けのトレーニング施設「メドトロニック サージカル エクスペリエンスセンター(英語表記:Medtronic Surgical Experience Center)」を、藤田医科大学(所在地:愛知県豊明市 学長:湯澤由紀夫)5号館に開設したことを発表しました。

近年では外科医不足が問題になっており、その背景には長時間におよぶ勤務時間などが挙げられますが、2024年4月から本格的に施行された「医師の働き方改革」が、その転換期にあたることは周知の通りです。そんな状況の中、メドトロニックでは、これまでも同社製品の安全かつ適正な使用のため、効率的かつ効果的に技術を学べるよう、医療現場のニーズに合った教育プログラムを提供し、多様化する手技の浸透を目指してきました。2017年に開設した「メドトロニック イノベーションセンター」では、年間約2,000の教育プログラムを、年間5,000名の医療従事者に向けて提供しており、2021年にはトラック型の移動式ラボ「モバイル トレーニング ラボ(MTL)」を導入し、全国の医療従事者の元へ実践的なトレーニングを届けています。

メドトロニックが医療従事者向けトレーニング施設を大学・病院施設内に開設するのは今回が初めてとなり、「メドトロニック イノベーションセンター」に続いて2施設目となります。外科領域において包括的なトレーニングに対応できる施設としては中部エリアで初めてで、関東だけではなくさらに幅広い地域において、より多くの医療従事者へトレーニングの提供が可能となります。藤田医科大学は腹腔鏡下手術及びロボット支援下手術の分野で国内を牽引し続けています。さらに、トレーニング施設を利用する医療従事者は同社が提供する包括的な手術トレーニングに加えて、隣接する大学病院の専門医師から手術指導やアドバイスを受けることも可能となります。

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