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医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO」7月11日より 癌治療薬物の有害事象評価ツール「CTCAE ver. 5.0(日本語版)」をWEB版でリリース

医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO」を提供する、株式会社HOKUTO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:五十嵐北斗)は、2023年7月より、CTCAE ver. 5.0(日本語版)をWEB上で閲覧可能にしました。

CTCAEとはCommon Terminology Criteria for Adverse Eventsの略で、日本語では一般的に「有害事象共通用語規準」と訳されます。NCI(National Cancer Institute:米国国立がん研究所)によって策定されたパブリック・ドメインの英文書で、臨床試験や治療中に発生する副作用の頻度と重症度を統一的に評価するための国際基準です。主にがん治療による副作用の症状や影響範囲を明確に定義し、一貫した情報共有と患者の安全確保に役立ちます。株式会社HOKUTOでは、JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)より公式ライセンス付与のもと、日本語翻訳されたCTCAE ver.5.0 JCOG版を提供しています。

医師向け臨床支援アプリ「HOKUTO」は、医学情報の「入手」「保存」「検索」が一つの場所でできるサービスです。血液内科や腫瘍を扱う専門医からの要望が多く、アプリでは2021年からCTCAEを提供していましたが、今回ブラウザからでも検索し利用できるようになりました。現在、800以上のコンテンツが利用できます。近日中には、「術後合併症基準」のClavien-Dindo分類もWEB上で公開予定です。

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