医療機器

カーディナルヘルス株式会社、超音波メーカーのエコノスとAI技術を活用したタブレット型超音波画像診断装置の販売契約を締結

カーディナルヘルス株式会社(代表取締役社長:野田 良)は米国医療機器メーカーEchoNous,Inc.およびエコノス・ジャパン合同会社とAI技術を活用したタブレット型超音波画像診断装置「KOSMOS Series」の日本における販売契約を締結しました。

カーディナルヘルス株式会社は、この販売提携により製品ラインナップを拡大し、POCUS(Point of Care Ultrasound)領域へとサポートの幅を広げます。EchoNous,Inc.は、日本におけるカーディナルヘルス株式会社の幅広い流通網や超音波画像診断装置に関する専門知識を活用して、同社が開発したタブレット型超音波画像診断装置「KOSMOS Series」を日本市場に展開します。

POCUSは循環器疾患の診断において重要な役割を担っています。厚生労働省「人口動態統計」によると、心疾患は日本人の死因の2位を占め、中でも心不全や心房細動の患者数は高齢化社会の進行に伴い、さらなる増加が見込まれています。「KOSMOS Series」はAI技術を活用して医療従事者による心疾患の適切な診断と教育をサポートします。

「KOSMOS Series」はAI技術を活用し、心機能の指標である左室駆出率(EF:Ejection Fraction)の自動計測や、大動脈弁狭窄(AS:Aortic valve Stenosis)など弁膜症の重症度評価に用いられるCWドプラ計測が可能です。また、プローブを変えることで腹部や肺、下肢血管、関節などさまざまな部位の診断にも使用できます。

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