医療機器

日本ストライカー 次世代ナビゲーションシステム「Q Guidanceプラットフォーム」2023年1月、脊椎疾患分野を皮切りに販売開始

日本ストライカー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:水澤 聡)は、薬事承認を受けた次世代型の手術用ナビゲーションシステム「Q Guidance(キューガイダンス)プラットフォーム」を、2023年1月から、脊椎疾患分野を皮切りに販売開始します。

日本ストライカーでは、Enabling Technologies(イネーブリングテクノロジー)構想のもと、術中イメージングからナビゲーション、ロボティクスまで、広範な外科手術をサポートする技術システムを包括的に提供することを目指し、多様な医療機器の開発を進めています。手術用ナビゲーションシステムとは、手術中に術野内の手術器具やインプラントの位置を検出し3次元的に把握するための医療機器ならびに専用アプリケーションの総称であり、血管や神経の損傷を防ぐことや、計画通りにインプラントを設置することが期待されます。「Q Guidanceプラットフォーム」では、疾患領域ごとに対応するアプリケーションが用意され、このたび承認適用となった脊椎疾患領域では「Spine Guidance Software」のもとで手術が行われます。脊椎手術における位置情報の検出には光学式センサーカメラを使用し、従前から弊社のナビゲーションシステムに搭載してきたアクティブ型に加えて、執刀医が持つトラッカーの軽量化が期待できるパッシブ型の両型に対応し、汎用性が高まりました。また、2台のコンピューターシステムによって多くの視覚情報をスピーディに処理し、32インチのタッチモニターを標準装備することで、操作性も向上しています。

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