株式会社くすりの窓口(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:堤 幸治、以下くすりの窓口)は、電子処方箋に対応した患者様の予約管理機能を11月8日にリリースしました。くすりの窓口が開発・提供する薬局業界に特化した顧客管理システム『Pharmacy Support(ファーマーシーサポート)』にて利用が可能で、この電子処方箋のモデル事業開始に伴い電子・紙ともに対応可能な『処方箋予約サービス』にアップグレードし、モデル事業対象地域の薬局で利用可能となる予定です。
電子処方箋とは
電子処方箋とは、今まで紙で発行していた処方箋を電子化したもので、医療機関・薬局間の処方箋のやり取りが効率化されるだけでなく、服薬指導方法・薬の受け取り方が多様化されます。4地域限定のテスト運用であるモデル事業が2022年10月31日より開始し、2023年1月より全国の対応医療機関で利用できるようになります。なお、医療機関が電子処方箋を利用開始するには事前にHPKIカードの発行申請、もしくは取得を完了させ、 「HPKIカード発行申請完了登録」が完了していることを確認の上、電子処方箋利用申請を行う必要があります。
Pharmacy Support(ファーマーシーサポート)も電子処方箋対応へ
くすりの窓口は2015年8月より薬局事業をスタートしており、18,000店舗以上の薬局でネット処方箋予約サービスが導入されています。薬局顧客管理システム『Pharmacy Support(ファーマーシーサポート)』も電子処方箋のモデル事業に伴い、機能をアップデートしました。病院もしくは患者から送信された電子処方箋の内容を、Pharmacy Supportの管理画面上で確認できるようになります。また、電子処方箋が今後普及することで、『オンライン服薬指導』の需要も高まることが想定されています。Pharmacy Supportの機能のひとつとして『オンライン服薬指導』も備わっており、カメラ付きのデバイスがあれば簡単にオンライン服薬指導を開始することが可能となります。