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医療関係者用の情報共有アプリ「Join」、北海道の遠隔オンライン診療を支援

紋別/北見にいる患者/医者を繋ぐ

株式会社アルムは、2022年4月13日、北海道の紋別/北見エリアにて開始されたオンライン診療の実証事業において、同社の医療関係者間コミュニケーションアプリ『Join』を提供したと発表しました。

『Join』は、医療関係者がセキュアな環境下で連携や情報共有が行えるアプリです。実証事業では、同アプリを活用して紋別/北見にいる患者/医者を繋ぎ、遠隔での検査画像の確認などが行われています。

移動による患者/家族の負担を軽減

『Join』は、医用画像の閲覧やチャットでの情報共有といった機能により、院外医師へのコンサルテーションや救急患者対応などを支援するアプリです。多拠点を繋ぐWeb会議機能も備えており、高セキュリティ環境下で医用画像を共有しながらWeb会議を実施することもできます。

今回『Join』は、日本赤十字社 北見赤十字病院と広域紋別病院企業団 広域紋別病院が開始した実証事業に提供されました。この実証事業は、「D to P with D(Doctor to Patient with Doctor)」型オンライン診療を検証するものであり、両院間の移動による患者/家族の負担軽減などを目的としています。

『Join』のWeb会議機能を活用

この実証事業では、『Join』のWeb会議機能を活用し、画像の共有や専門医による遠隔でのフォローアップなどが行われました。結果、遠隔地でも専門診療を受けることのできる体制は構築可能であることが確認されています。

同社は今後、『Join』を通じてオンライン診療の普及推進に貢献するとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

『Join』で「D to P with D」型オンライン診療をサポート – 株式会社アルム
https://www.allm.net/2022/04/13/15628/

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