「治療アプリ」などの研究開発で高い評価
株式会社CureApp(以下、CureApp)が、「第21回 Japan Venture Awards」で経済産業大臣賞を獲得したと、12月28日に発表しました。
CureAppは、従来の医薬品やハードウェア医療機器では治療効果が不十分だった病気を治すために、医学的エビデンスに基づいた医療機器プログラム「治療アプリ」を開発しており、デジタル療法という新たな治療を診療現場に広く普及させる事業を展開しています。
「Japan Venture Awards」は革新的かつ潜在成長力の高い事業や、社会的課題の解決に資する事業を行うベンチャー企業の経営者を、独立行政法人中小企業基盤整備機構が表彰制度です。その中でCureAppは今回、「治療アプリ」を開発などにおける事業内容、活動実績、経営者の資質などを総合的に評価し、ほかの企業の模範として相応しい優秀な経営者に送られる賞である経済産業大臣賞を獲得しました。
「がん患者支援向け治療用アプリ」なども開発中
CureAppは、疾患治療用アプリとして国内初となる「ニコチン依存症治療アプリ」と、COチェッカー「CureApp SC」の薬事承認を、2020年8月に取得。12月には保険収載し、現在は健康保険組合・企業・自治体向けに、同COチェッカーの処方が可能なオンライン禁煙診療「ascureDr.卒煙TM」の提供も行っています。
これら以外にも、第一三共株式会社と「がん患者支援向け治療用アプリ」や、東京大学医学部附属病院と「NASH(非アルコール性脂肪肝炎)向け治療用アプリ」などを共同開発しています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社CureApp プレスリリース
https://cureapp.blogspot.com/
株式会社CureAppのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000015777.html