医療機器

山田医療照明が医療用照明器具にスマートLED照明を採用

「天井埋め込み型LED処置灯」として提供を開始

山田医療照明株式会社(以下、山田医療照明)が、医療用照明器具にスマートLED照明「SALIOT」を採用した製品「CF-V1W」の提供を開始したと、9月17日に発表しました。

ミネベアミツミ株式会社の「SALIOT」は、スマートフォン・タブレットで簡単に上下左右、配光角度、光量を調整できるスマート照明となっており、同社は医療現場のニーズを反映させた照明製品の開発に着手。シーン設定により複数台を1か所に集光し、影を最小限に抑えることで医療行為をサポートします。

照明の可動範囲が広く、患者とベッドスペースに対して必要な光を照射することが可能。横方向にも最大45度傾けられ、光野を広くすることもできます。医療現場に必要とされる光の品質、特性、ノイズ対策、グレア対策など、山田医療照明が持つ豊富な経験を「SALIOT」の設計に落とし込むことで「CF-V1W」が誕生。9月から「天井埋め込み型LED処置灯」として本格販売を開始しました。

夜間処置時に処置エリア以外への光の漏れを最小限に

「SALIOT」にはオプション部品であるハニカムルーバーを用意。六角柱(蜂の巣模様)に組んだ部品となっており、照明器具から光源が直接視界に入らないようにできるため、夜間処置時に処置エリア以外への光の漏れを最小限に抑えることが可能です。

「CF-V1W」の使用光源は高演色LEDで照度は30,000Lux(距離1.5m)。光野径はおよそφ170mm(距離1.5m)で、定価は75万円となっています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

山田医療照明株式会社 プレスリリース
https://www.skylux.co.jp/news/20210917_2285/

山田医療照明株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000086412.html

関連記事

  1. プログラム医療機器(SaMD)の導入推進プロジェクト開始 ~画像解析技…

  2. Impellaによる治療が2017年の治療開始から10,000症例を超…

  3. アルケア、気管内チューブ固定具など6製品の国内独占販売権を取得

  4. SDKI Inc.が関節鏡検査器具市場に関するレポートを発刊

  5. SDKI Inc.が気管切開製品市場に関する新レポートを発刊

  6. SDKI Inc.がビデオ喉頭鏡市場に関する新レポートを発刊

最近の記事

PAGE TOP