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阪大発のブレインテック・ベンチャー、脳波AI解析「NAIS Entry」正式発売

低コストで脳波計測とデータ解析を実施

PGV株式会社は、2021年5月20日、脳波AI解析サービス『NAIS Entry』の正式販売を開始したと発表しました。

同社は、脳波AIプラットフォーム技術の開発・普及に取り組む大阪大学発のブレインテック・ベンチャー企業。『NAIS Entry』は、より低コストで脳波計測と脳波データの処理・解析を実施できるSaaS型サービスとなっています。

専門知識がなくても簡単に利用できる

これまでの脳波試験および解析は、時間と費用の両面で課題を抱えていました。試験計画から脳波計測、そして脳波AI解析へと至るプロセスは、数ヶ月間もの時間が必要です。また費用についても、数百万円以上という高額なものとなります。こうした課題を解消するサービスとして、『NAIS Entry』は開発されました。

『NAIS Entry』は、医療機器認証レベルの高精度脳波センサーを使用しながらも、標準サービス利用料75万円(税別)という低価格を実現。また、脳波やAIなどの専門知識がなくても簡単に利用できるデバイスとアプリを提供し、契約期間中は一定ルールの範囲内で何度でも計測・解析ができるという特徴も持ちます。

脳波センサーとタブレットを一式でレンタル

『NAIS Entry』では利用者に対して、脳波センサーとタブレットを一式でレンタルすると共に、30計測分の電極シートなどを提供。また、脳波AI解析結果レポートや特徴量データセットを、解析リクエストがある度に提供するとしています。

なお『NAIS Entry』の契約期間は2か月が最低期間として設定されており、要望に応じて契約期間の延長が可能となっています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

脳波AI解析サービス『NAIS Entry』の正式販売を開始 – PGV株式会社
https://www.pgv.co.jp/

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