自然言語処理AIエンジンを活用して院内骨折を予防
株式会社FRONTEO(以下、FRONTEO)が、「骨折スクリーニングAIプログラム」の開発を開始したと、5月12日に発表しました。
「骨折スクリーニングAIプログラム」は、入院患者の電子カルテに記載された医療情報から院内で骨折する可能性のある患者をスクリーニングするものです。同AI医療機器には、FRONTEO独自の自然言語処理AIエンジン「Concept Encoder(商標:conceptencoder)」の技術が活用されます。
院内骨折を予防することで、特に高齢者の骨折による寝たきり状態や認知症の進行、死亡につながるリスクを減らしていきます。
東京都から1月に第一種医療機器製造販売業の許可を取得
FRONTEOは東京都から、1月に第一種医療機器製造販売業の許可を取得。医療機器の技術開発・製品開発・臨床開発・製造・販売まで行える体制を構築し、4月には医師と患者の日常会話から、認知機能障がいをスクリーニングできるAIシステム「会話型 認知症診断支援AIシステム」の臨床試験も開始しました。
同社は今後、「骨折スクリーニングAIプログラム」の開発の開始に続き、ほかのAI医療機器の開発に尽力し、医療の安全推進と質の向上、そして患者のQOL向上に寄与していくとしています。
(画像は株式会社FRONTEO ホームページより)
▼外部リンク
株式会社FRONTEO プレスリリース
https://www.fronteo.com/20210512
株式会社FRONTEOのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000368.000006776.html