今後の成長に関する予測なども掲載
SDKI社は、2021年5月5日、調査レポート『医療機器洗浄市場ーデバイス別、プロセス別、エンドユーザー別、および地域別ー世界の見通しおよび予測2020ー2025年』を発刊しました。
同社は、30か国以上で信頼性の高いリサーチインサイトを提供している企業。発刊された同レポートでは、各国における医療機器洗浄市場の成長などをまとめると共に、同市場の今後の成長に関する予測なども掲載されています。
コロナによって増加した医療現場の洗浄需要
同レポートでは、2025年までの期間において世界の医療機器洗浄市場が65%以上の成長を達成すると予測しています。その要因として、いくつかの慢性疾患の蔓延や医療機器の再利用増加などを指摘。また、外科的処置の需要増加や急性疾患の発生、医療インフラ改善に向けた政府の投資や医療費の増加も、市場の成長要因になり得ると考察しています。
さらに同レポートでは、新型コロナウイルス感染症によって生じた医療現場における洗浄需要の増加も、医療機器洗浄市場の成長を加速させる可能性があると指摘。加えて、技術の進歩および新たな先端材料・洗浄方法の導入や、新興経済国における成長なども、同市場の成長につながる可能性があると分析しています。
北米、医療機器洗浄市場の最大の市場シェアを保持
国・エリア別に見た場合、2019年に北米地域が医療機器洗浄市場の最大の市場シェアを保持した点に、同レポートは注目。米国・カナダにおける医療費の増加や高齢者人口の増加、また確立された病院産業の存在や慢性疾患発生率の上昇などが、このシェアの要因であると考察しています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
医療機器洗浄市場ー世界の見通しおよび予測2020ー2025年 – SDKI社
https://www.sdki.jp/
医療機器洗浄市場ー世界の見通しおよび予測2020ー2025年 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/