駆血帯を、電子制御により全自動化
株式会社ドリームインポケットは、2021年3月15日、全自動電子駆血帯『マサキカフ』の新製品を発売したと発表しました。
『マサキカフ』は、採血業務において使用される駆血帯を、電子制御により全自動化した製品です。今回発表された新製品は、新設計のクイックリリースバックルなどを採用することで、耐久性の向上が図られています。
ボタン一つで最適な駆血圧を得ることが可能
株式会社ドリームインポケットは、日本発の先端医療機器を企画・開発・販売している企業です。同社は、駆血帯が現在に至るもゴムバンドやベルト式のままであり、使用に際しては施術者の経験値・感覚に頼っている現状を憂慮。患者・医療従事者の双方を不要な負担から解放すべく、『マサキカフ』を開発しました。
『マサキカフ』は、上腕または下腿を最適な駆血圧まで加圧し、静脈を怒張・保持する電子機器。血管壁の拍動をチェックしながら自動で加圧が行われるため、経験値がなくてもボタン一つで最適な駆血圧を得ることが可能です。経験の少ない医療従事者でも、血管を十分に張り出させることができる医療機器となっています。
以前よりリーズナブルな価格設定も実現
『マサキカフ』の新製品は、耐久性を向上させた新設計バックルなどを採用すると共に、別売りとしてリモートスイッチも用意。以前よりリーズナブルな価格設定も、実現しています。
株式会社ドリームインポケットは今後も、世界中の医療従事者がごく普通に『マサキカフ』を使用できるよう開発・製造・販売に努め、採血業務のさらなる標準化を進めるとのことです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
マサキカフ – 株式会社ドリームインポケット
https://www.dreaminpocket.com/tourniquet
ベルトを巻いてボタンを押すだけの全自動電子駆血帯『マサキカフ』に新製品登場 – @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/250899