画期的医薬品の供給を一日でも早く実現
サスメド株式会社は、2021年2月24日、ブロックチェーン技術を用いた臨床試験の効率化に関する検討を、日本ケミファ株式会社と共に開始したと発表しました。
この検討は、医薬品開発を効率化させるべく開始された取り組み。患者に対する画期的医薬品の供給を一日でも早く実現すべく、ブロックチェーン技術の活用によって開発スピードの向上が図られます。
デジタル医療のサスメドと製薬の日本ケミファ
サスメド株式会社は、研究開発を通じてデジタル医療の推進に取り組む企業です。臨床開発支援システムに加えて、医療用アプリ開発の汎用プラットフォームやAI自動分析システムも提供。ブロックチェーン技術の医療応用についても、各種特許を取得しています。
今回同社が臨床試験の効率化を共に検討する日本ケミファ株式会社は、医療用医薬品の開発・製造・販売を主に手がける企業。探索研究に重点を置く「ベンチャー型創薬研究」にも取り組んでおり、新薬開発において複数の有望な候補化合物も発見してきました。
多大なコストを占める臨床試験を効率化
両社の協業では、医薬品開発のモニタリングにおいて多大なコストを占める臨床試験の効率化が目指されます。データの正確性・信頼性を保ちながら効率化を果たすべく、ブロックチェーン技術を活用した臨床試験システムが開発へ導入される予定です。
サスメド株式会社は今後も、持続可能な医療をICTの活用によって実現するとしています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
ブロックチェーン技術を用いた臨床試験効率化の具体的検討を開始 – サスメド株式会社
https://a2aedf46-06ce-47b3-a9e0-94a