嬉野医療センターの電子カルテ用仮想化基盤を刷新
株式会社ネットワールドは、2021年1月7日、同社製品『Nutanix Enterprise Cloud OS』が佐賀県の嬉野医療センターに導入されたと発表しました。
この導入は、嬉野医療センターが電子カルテ用仮想化基盤を刷新するため、実施されたもの。『Nutanix Enterprise Cloud OS』は、大量のサーバー群をコンパクトに集約すると共に、新規サーバーの柔軟な追加も可能にする製品です。
安定的なインフラ環境を実現すべく、導入された
嬉野医療センターは、佐賀県南西部の医療圏において中核病院の役割を担っている施設です。他の国立病院に先駆ける形で医療情報部門を設置するなど、先進的な取り組みにも意欲的であり、ITの積極的な活用も推進。検査・診療の呼び出しにおけるSNS活用などを図ると共に、オーダリングシステムや電子カルテなどの整備を進めてきました。
同センターの電子カルテシステムは、仮想化された上での本格稼働を2015年に開始。以来、安定的な稼働を続けてきました。このインフラのさらなる進化を目指した同センターは、電子カルテ用仮想化基盤の再構築に着手。安定的なインフラ環境を実現すべく、『Nutanix Enterprise Cloud OS』は導入されています。
画面表示のレスポンス性能向上を実現
嬉野医療センターの新仮想化基盤において『Nutanix Enterprise Cloud OS』は、画面表示のレスポンス性能向上を実現。画面の切り替え時間も短縮し、現場ユーザーはストレスなく電子カルテを活用できるようになりました。また設置スペースが大幅に減少したため、電気代や空調費用の削減にも貢献しています。
なお嬉野医療センターは、今後も『Nutanix Enterprise Cloud OS』の活用範囲を拡張し、インフラ最適化に向けた取り組みを引き続き進めるとのことです。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
佐賀県の嬉野医療センター、 『Nutanix Enterprise Cloud OS』を採用 – 株式会社ネットワールド
https://www.networld.co.jp/news/press2021/0107/