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東京医科歯科大学医学部附属病院、オンラインセカンドオピニオン外来を開始

インテグリティ・ヘルスケアの「YaDoc Quick」を利用

株式会社インテグリティ・ヘルスケア(以下、インテグリティ・ヘルスケア)と国立大学法人東京医科歯科大学医学部附属病院(以下、東京医科歯科大学医学部附属病院)は、インテグリティ・ヘルスケアが提供するオンライン診療・服薬指導システム「YaDoc Quick」を利用したオンラインセカンドオピニオン外来を、東京医科歯科大学医学部附属病院において2021年4月から開始したことを発表しました。

インテグリティ・ヘルスケアは、2018年よりオンライン診療の普及に取り組んできましたが、2020年の新型コロナウイルス感染拡大をうけて、より簡便にオンライン診療を実施できるように、専用アプリケーションのインストールなどの面倒な初期作業を必要とせず、診療予約から医療費決済までを含むオンライン診療、及び服薬指導の予約やビデオ指導、処方薬の決済までを含むオンライン服薬指導を一気通貫に実現した「YaDoc Quick」を開発しました。

そして、セカンドオピニオンや発熱外来、慢性期疾患の治療継続など多くのシーンで活用されています。

今回、オンラインセカンドオピニオン外来を開設することで、コロナ禍にあっても、東京医科歯科大学医学部附属病院の持つエキスパートの知見を多くの患者に提供することができるようになり、同病院の掲げる「安全良質な高度・先進医療を提供しつづける、社会に開かれた病院」の実現に貢献します。

コロナ禍でもエキスパートの知見を患者に提供

東京医科歯科大学は、2022年度から指定国立大学法人として教育研究診療活動を展開していきますが、それに先立ち、ポストコロナ時代の新しい大学づくりを進めるために、所属する教員、職員、学生にとってよりよい魅力ある大学環境づくりが進むよう広く教職員・学生から大学の改革に関するアイディアを募集する「大学改革アイディアコンテスト」を2020年6月に実施しました。

そして、多くの応募の中から特賞を受賞したのが、「オンラインセカンドオピニオン外来開設」です。

オンライン診療は情報セキュリティや患者さんのアクセスの容易さなど、様々な課題がありますが、一般に普及しているZoomを活用したサービスである「YaDoc Quick」を利用することで、専用アプリケーションのインストールなどの面倒な初期作業を必要としないなど、これらの課題を克服できます。

また、オンライン診療は導入コストが高額になることから、通常オンラインセカンドオピニオン診療費は対面と比べて高額になりますが、「YaDoc Quick」を利用することで導入コストを抑えることができたため、提供するオンラインセカンドオピニオンは、対面のセカンドオピニオンと同額の診療費となっています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

株式会社インテグリティ・ヘルスケア プレスリリース
https://www.integrity-healthcare.co.jp/

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