医療機器

微量の血液で生活習慣病を遠隔診断。「AMI指先採血キット」、提供開始

『クラウド健進』も同時に提供開始

AMI株式会社は、2020年12月10日、生活習慣病のセルフチェックキット『AMI指先採血キット』の提供を開始しました。

同キットは、利用者が自身で採取した微量の血液を郵送すると、約一週間後に生活習慣病診断の結果が確認できるというもの。特定健診(メタボ健診)と同項目の検査を遠隔で可能にする『クラウド健進』も、同時に提供が開始されています。

生活習慣病のセルフチェック実施を可能に

AMI株式会社は、超聴診器・遠隔聴診をコア技術にする形で遠隔聴診システムの研究・開発を展開している企業です。医療専門職や工学のプロフェッショナルなど多様なメンバーが、「急激な医療革新を実現する」をミッションに掲げて開発に邁進。2020年には、第三者割当増資で5.4億円の資金調達も実現しています。

今回同社が提供を開始した『AMI指先採血キット』は、指先から採取した0.065mlという微量の血液によって、生活習慣病の診断を行うというもの。血しょう分離器・採血針・採血管・消毒綿などでキットは構成され、自宅・職場で生活習慣病のセルフチェック実施を可能にしています。

遠隔での健康相談も可能な『クラウド健進』

『AMI指先採血キット』と同時に提供が開始された『クラウド健進』は、同社が開発した遠隔聴診対応ビデオチャットシステムと自己採血を組み合わせるサービス。特定健診と同項目の検査を遠隔で実施すると共に、遠隔での健康相談も可能となっています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

自宅や職場で生活習慣病セルフチェック『AMI指先採血キット』販売開始 – AMI株式会社
https://ami.inc/news/cloud_kenshin

関連記事

  1. 山田医療照明が医療用照明器具にスマートLED照明を採用

  2. オリンパスが高周波焼灼電源装置「ESG-150」を発売

  3. SDKI Inc.が人工呼吸器市場に関する新レポートを発刊

  4. 堀場製作所、自動血球計数CRP装置「Microsemi CRP LC-…

  5. アルケア、気管内チューブ固定具など6製品の国内独占販売権を取得

  6. SDKI Inc.が関節鏡検査器具市場に関するレポートを発刊

最近の記事

PAGE TOP