医療機器

ジャパンバイオデザイン発のニューロテック医療機器ベンチャーINOPASEが資金調達を実施

株式会社INOPASE(本社:東京都中央区、代表:杉本 宗優、以下INOPASE)は、ライフタイムベンチャーズが運営するOIST-Lifetime Ventures Fund、三菱UFJキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズおよびJoin & Venture Consulting UG(ドイツ)を引受先とする募集株式の発行を実施し、シード資金調達を行ったことを発表しました。

植込み型ニューロモデュレーションの開発に取り組む医療機器ベンチャー INOPASEは、ライフタイムベンチャーズが運営するOIST-Lifetime Ventures Fund、三菱UFJキャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズおよびJoin & Venture Consulting UG(ドイツ)を引受先とする募集株式の発行を実施し、シード資金調達を行いました。また、今後の臨床開発の促進を目的として、オーストラリアに初めての海外拠点となるINOPASE Pty Ltdを設立しました。

INOPASEは、2023年2月に実施した前回の資金調達以降、前臨床Proof of concept(PoC)スタディや特許出願を進め、世界的に実績のあるメドテックアクセラレーションプログラムMedTech Innovator APAC 2024プログラムに採択されるなど、海外事業展開に向けた体制構築を進めてきました。

INOPASEは今回の募集株式の発行で調達した資金を用いて、臨床PoCスタディを進め、2025年に計画するシリーズA資金調達に向けて、特許網の更なる強化を図り、製品の承認申請に向けた開発戦略の精緻化を図るとともに、海外事業展開に向けた体制強化に取り組むとしています。

INOPASEは東京大学ジャパンバイオデザイン発の医療機器ベンチャー企業として、植込み型ニューロモデュレーションデバイスの開発に取り組んでいます。難治性過活動膀胱を治療する仙骨神経刺激装置および難治てんかんを治療する脳神経刺激装置の開発を並行して進めています。

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