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医師の印象に残った医療機器メーカーは? 医療機器プロモーショントラッキング 2025年9月調査結果

株式会社インテージヘルスケア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:村井啓太)は、全国の医師900人を対象に、医療機器に関する製品情報の入手状況を調査しました。2022年12月(第1回)より継続的に実施している本調査は、今回で9回目となります。

1.医師が医療機器の製品情報を入手する方法は「直接営業」が約8割で傾向は変わらず
全国200床以上の施設に勤務する「循環器内科」「心臓血管外科」「消化器内科」「消化器外科」「整形外科」「脳神経外科」合計900人の医師に、「医療機器の製品情報の入手状況」を確認しました。今回の調査でも「直接営業」からの情報入手割合は81%で、過去調査と同様に最も多い情報源となりました。「Web講演会/インターネット」は14%、「院内説明会」は10%で、前年同月である2024年9月の調査と比較すると、どちらも4ポイント減少しています。また、「製薬企業のプロモーション活動」を日記形式で確認している調査Impact Trackにおいても、今回の医療機器の調査対象セグメント(6診療科・200床以上)に合わせて算出したところ、「医療機器の製品情報の入手状況」同様、2025年6月の調査と比較して大きな変化は見られませんでした。

2.医師の印象に残っている医療機器メーカーのランキングでは「心臓血管外科」「消化器外科」が変化
医師に印象に残っている医療機器メーカーを確認したところ、2025年9月の調査の「心臓血管外科」は日本ゴアが2位でした。日本ゴアは2025年6月の調査では6位でTOP3外でした。また、2025年6月の調査の「消化器外科」はインテュイティブサージカルが3位でした。前後の調査である2025年9月と2024年12月の調査で3位はオリンパスでした。医師に印象に残っている医療機器メーカーと製品群の組み合わせを聴取したランキングでは、医療機器メーカーランキングで変化のあった「心臓血管外科」で「日本ゴア×人工血管(ステントグラフト)」と「日本ライフライン×人工血管(ステントグラフト)」が1位でした。

3.インテュイティブサージカルの手術支援ロボットは「説明内容の詳細」に関するコメント数が多い
更に、本調査では印象に残っている「メーカー×製品群」について、該当製品の「説明内容の詳細」および「他の医師への推奨度(0~10の11段階評価)」を確認しています。例えば、「消化器外科」においては、インテュイティブサージカルの手術支援ロボットに関する回答が数多く寄せられ、「説明内容の詳細」では「触覚についての技術」や「ロボット支援手術のトレーニング」「教育・若手指導」などに関するコメントが複数確認されました。コメントを記載した「消化器外科」の「他の医師への推奨度」は平均が8以上と高評価でした。「教育」や「トレーニング」などのコメントが多い背景として、新たに2025年より導入が開始された製品の影響が考えられます。

調査詳細URL:
https://www.intage-healthcare.co.jp/news/d20251120/

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