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画像診断支援AI「EIRL」とエムネスが提供するクラウド型医療情報管理共有システム「LOOKREC」が連携した新プランを販売開始

エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:鎌田 富久、以下「エルピクセル 」)は、株式会社エムネス(所在地:広島県広島市、代表取締役社長:阿部 伸一、以下「エムネス」)が提供するクラウド型医療情報管理共有システム「LOOKREC(ルックレック) 」と画像診断支援AI「EIRL(エイル)」がAPI連携 した新プランを発売しました。

背景と目的
LOOKRECは、DICOM画像データを閲覧・貯めるなどのPACS機能としてはもちろん、レポートの記録、検査・画像データの共有など、場所にとらわれないあらたな医療のあり方や医師の働き方改革の実現、病病・病診連携などの組織の壁を超えた医療連携に貢献し、2025年6月時点で1,430施設以上に導入されています。一方、エルピクセルは、肺がんや大腸がんなど死因の上位を占める疾患を対象に画像診断支援AI「EIRL」シリーズを展開しています。EIRLシリーズは累計導入1000施設、総解析件数1200万件を突破 するなど普及拡大を続けていますが、クリニックなど小規模医療施設にとっては、EIRLを導入するための機器設置や外部システム連携、それに伴う初期導入費用は大きなハードルとなっています。2022年7月、従来の「オンプレミス型」に加え、導入コストを低減した新たな選択肢としてクラウド型(EIRL Cloud)での提供を開始しました。EIRL Cloudには、オンライン接続環境があれば簡便に画像診断支援AIを活用できる利便性の高いツールである一方、画像データのダウンロード・アップロード作業を手動で行わなければなりません。この作業コストを低減させることが、ユーザビリティの向上における最大のポイントとなっています。そこで、クラウド型PACS(医療画像管理システム)とクラウド上に実装した「EIRL」をAPI連携することで、自動的に画像データの送受信を行うことが可能となり、シームレスに画像診断支援AIを活用いただけるようになり、利便性が向上します。

特長
LOOCRECを導入している医療施設では、画像データのダウンロード・アップロード作業を伴うことなく、自動でデータが送受信・解析されることから、シームレスに画像診断支援AI「EIRL」シリーズが利用できます。新プランでは、胸部X線を対象としたEIRL Chest XRあるいはEIRL Chest Noduleに加え、頭部MRAを対象としたEIRL Brain Aneurysmの利用が可能となります。

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