株式会社AZ日本AIロボット(兵庫県神戸市、代表取締役:新井亨)は、医療機関向けロボット3シリーズを新たに開発したことをお発表しました。

高齢化社会の加速に伴い、国民医療費も年々増加しており、医療需要が高まっていることは明らかです。 しかし、医療現場における人手不足は深刻化しており、今後ますます医療従事者の負担が増えることが予測されます。そこで、院内の小型荷物や書類などを運搬する「CareMover(ケアムーバー)」、 手術用の薬剤を運搬する「CareMedic(ケアメディック)」、 ウィルス除去ロボット「CareAir(ケアエア)」の3種をサブスクサービスがリリースされました。 これらが医療現場に導入されることで、医師や看護師の業務負担を軽減するほか、院内の空気環境を改善し、健康リスクを低減する役割を果たします。
これらのロボットは、多くの医療機関に導入され、生産性向上に貢献することが期待されています。 しかし、従来のロボット導入には高額な初期費用が必要であり、普及を妨げる課題となっていました。 そこで、この課題解決のために「ロボットのサブスクリプション販売」が導入されました。 初期費用0円、月額料金のみで利用できるため、導入のハードルを大幅に下げることができます。
① 汎用搬送ロボット「CareMover」:小型の荷物や書類を院内で自動搬送するロボットです。従来の「DR2」として実績のある搬送ロボットを医療機関向けに改良し、新たに「CareMover」として展開。これにより、スタッフの負担軽減と業務の効率化を実現します。
② 手術用薬剤搬送ロボット「CareMedic」:手術中の薬剤管理をサポートするロボットです。標準搭載の「SmartCart」システムにより、薬剤の使用履歴管理や在庫管理を行えます。また、電動シャッター構造の扉を採用し、安全かつスムーズな薬剤運搬が可能です。さらに、サカセ化学工業の国際標準規格に対応した樹脂製トレーを使用できるため、さまざまな深さのトレーを活用することが可能です。
③ ウイルス除去ロボット「CareAir」:病院内の空気環境を改善するロボットです。高性能フィルター「DrAIR」を搭載し、ワンパスで99.7%のウイルスや細菌を除去可能です。また、DrAIR専用バッテリーを搭載しており、中モードで5時間稼働させることができます。メディカル・ジャパンでは、未来的なデザインのスペシャルバージョンを発表しました。