内視鏡の画像診断支援AI(人工知能)を開発する株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役CEO:多田 智裕)は、当社のAI医療機器「内視鏡画像診断支援ソフトウェア gastroAI-model G」(承認番号:30500BZX00297000)が、日本経済新聞社の「2024年日経優秀製品・サービス賞 スタートアップ部門賞」を受賞したことを発表しました。
「2024年日経優秀製品・サービス賞 スタートアップ部門賞」を受賞したAI医療機器「内視鏡画像診断支援ソフトウェア gastroAI-model G」は、内視鏡検査中に肉眼的特徴から生検等追加検査を検討すべき病変候補を検出し、医師の診断補助を行うソフトウェアです。
内視鏡システムの内視鏡ビデオ画像プロセッサから汎用コンピュータに入力された病変候補画像を基に、肉眼的特徴から生検等追加検査を検討すべき病変候補である可能性を推定します。また、本ソフトウェアが生検等追加検査を検討すべき病変候補の可能性があると推定した場合、内視鏡表示エリア内に矩形表示により医師に注意喚起及び診断補助を行います。
「日経優秀製品・サービス賞」は毎年1回、特に優れた新製品・新サービスを表彰するもので、1982年に「日経・年間優秀製品賞」として始まり、1987年(第6回)から現在の名称に変更しました。今回で43回目を迎えます。ノミネートは公募によらず、日経が独自に候補となる製品・サービスを選定し、秋の本審査委員会で約40点の受賞製品・サービスを決定。
受賞理由としては、「早期がんの発見に寄与する技術であることや、オリンパスや富士フイルムと両方の製品に対応しており、幅広い適用ができる点」が評価されたとしています。