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医局説明会が変わる「JOLLYGOOD+営業支援VR」提供開始 ジョリーグッドが製薬・医療機器メーカーの営業DXを推進

株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役CEO:上路 健介、以下ジョリーグッド)は、製薬・医療機器メーカー向けにVRを活用した営業支援DXツール「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)営業支援VR」を提供開始したことを発表しました。

医局説明会や製品トライアルにおける営業課題
製薬・医療機器メーカーの営業活動において、医局説明会や製品トライアルの獲得と成功は、製品採用に向けた最も重要な機会のひとつです。こうした営業説明機会は、複数の医師に対して一斉に自社の製品情報を周知し、理解と興味を喚起するための重要な採用ステップでした。しかし、コロナ禍以降、医師との面会の難易度が上がり、さらに2024年に施行された「働き方改革」により医師の勤務時間に制限がかかった現在、いかに医局説明会を開催し、製品トライアルを含めた効果的な内容を展開できるかがより重要な要素となっています。また、せっかく機会を得た医局説明会や製品トライアルでも、営業担当者のスキルのばらつきに起因する製品説明、事例紹介や医師との対話内容などの質的な偏りによって、本来獲得できるはずの採用機会を逃してしまうなどの課題が認識されています。実際の営業現場の社員によるアンケートからも、スキルのばらつきによって売上やパフォーマンスに差が出ているという回答が約8割を占めています。

「JOLLYGOOD+営業支援VR」による課題解決
ジョリーグッドはこの課題に着目し、製薬・医療機器メーカーの営業活動の効率化と医局説明会、製品トライアルの成功を支援するためのVRを活用したツール「JOLLYGOOD+営業支援VR」を新たに開発し、提供開始しました。ジョリーグッドの実写360度の医療VRは、現場で働く医療従事者に憑依したかのような当事者視点で体験できる点が評価され、すでに全国各地の医療機関や大学の実習講義、医学会のセミナー(製薬・医療機器メーカーの共催セミナーも含む)などで活用が進んでいます。今回「JOLLYGOOD+営業支援VR」では、この技術とノウハウを応用し、製薬・医療機器メーカーの営業活動支援に特化した手術手技や疾患治療体験などのオリジナルVRコンテンツ制作とVRプラットフォーム「JOLLYGOOD+」を提供します。本VRは医療現場をリアルに再現できるため、医局説明会や面談などの対面営業において、医師と手技や現場の映像をもとにした深いディスカッションが可能となり、同時に医師の共感を引き出す効果的な営業を実現します。すでに先行導入している医療機器メーカーでは、医局説明会の開催獲得率向上や製品トライアル獲得率100%という実績も出ています。


「JOLLYGOOD+営業支援VR」の期待効果

多忙な医師への効率的アプローチ「医局説明会の獲得」

対面の面会機会が限られる医療現場において、VRデバイスを用いた先進的な説明会は大きなアドバンテージとなり、医局説明会開催の獲得率が向上します。

製品採用率の向上「医局説明会後の製品トライアル率の向上」

医師の共感を得やすい手術や治療シーンを臨場感のあるVRとして体験してもらうことで、製品の具体的な使用イメージを医師自身に感じてもらい、理解と興味を喚起します。これにより、製品採用率は飛躍的に向上します。

学会プロモーションの改革

VRを用いたセッションは臨場感に優れており、実際のイメージがしやすく参加者の記憶にも残りやすいと実証データも出ています。記憶に残るVRセッションだからこそ学会後の案件化向上に繋がります。

高度なKOL戦略の展開

VRコンテンツ制作において、監修医とのエンゲージメントを促進します。制作過程での医師とのコミュニケーション、学会プロモーションを通じての関係性の構築から、新たな製品採用につなげることができます。

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