株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、「スマート降圧療法(医師の指導+治療アプリなど)」において医療保険が適用される6ヶ月間の高血圧症向け治療アプリでの治療を完了された患者向けに、治療アプリで記録した情報を引き継ぎ、期間の制限なく血圧記録などを続けることができる「スマート血圧記録」を9月中旬にリリースすることを発表しました。
スマート血圧記録の開発背景と概要
現在、高血圧治療における選択肢は、①患者自身での生活習慣改善、②薬物治療に加え、③スマートフォン(保険適用の治療アプリなど)と医師の指導を組み合わせた「スマート降圧療法」などがあります。スマート降圧療法(医師の指導+治療アプリなど)の選択肢の一つである「高血圧症向け治療アプリ」の使用期間は治療を開始してから6ヶ月です。6ヶ月で生活習慣の改善を身につけた後も、生活習慣改善を継続が可能な「スマート血圧記録」の提供を9月中旬に開始します。高血圧症向け治療アプリを終了した患者は引き続き血圧や体調、ストレス、体重などの記録を継続でき、医師の画面からも追加セットアップなどは不要で引き続き患者の記録を確認することができます。本サービスは、医療機関・患者とも無料で使用できます。
株式会社CureAppについて
2014年に医師が創業した医療系スタートアップで、治療効果が治験にて証明され医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用のソフトウェア医療機器として、禁煙治療領域において世界初の薬事承認取得および保険適用での処方が開始。その後、高血圧症領域においても2022年4月に世界初の薬事承認取得、同年9月に保険適用。その他、NASH / アルコール依存症 / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など複数の疾患に対する治療アプリの開発を進めている。また、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムも運営し、「ascure卒煙プログラム(禁煙)」に関しては、現在300法人(うち健康保険組合が230組合契約)で導入されている他、「ascureDr.受診勧奨(高血圧)」という高血圧の方を対象に病院受診までをサポートするプログラムの提供を2023年4月1日より開始している他、「ascure 重症化予防(血圧コース)」も6月1日より提供を開始している。