ブレインヘルスケア領域の医療AIスタートアップの株式会社Splink(本社:東京都千代田区、代表取締役:青山 裕紀、以下「Splink」)は、同社が開発・提供するブレインヘルスケア健診DXツール「mCQ®」を正式提供開始したことを発表しました。
認知症は高齢化社会において最も深刻な社会課題の一つであり、国内における患者数は約650万人(潜在含む)、経済損失は年間約14.5兆円とも言われます。加齢に伴って誰しもが発症する可能性がありながら、未だにその特効薬がない認知症。そのため予防への関心が高まっています。
これまで脳ドックは、脳梗塞やくも膜下出血、脳腫瘍などを調べるために受ける方が多かったですが、近年では脳萎縮など認知症リスクや認知機能低下リスクへの意識の高まりに伴い、認知機能に関する検査も希望する方が増えています。
脳の疾患は自覚症状が乏しいケースが多いため、無症状の場合でも比較的に若い年齢から定期的に受診をして脳の認知機能を測ることにより、将来の認知症に繋がるようなリスク行動を控えることができる、脳に良い生活を意識することができる、というメリットがあります。
「mCQ®」は、記憶力・注意力を3分でチェックするブレインヘルスケア健診DXツールです。病院やクリニックの待合室などで自身のスマートフォンで気軽に操作し、簡易的に記憶力と注意力のチェックを行うことが可能となります。2021年5月よりβ版の提供を開始し、正式提供開始時点で全国30施設を超える病院やクリニックに導入されています。