植込み型ニューロモジュレーションの開発に取り組む医療機器ベンチャー・株式会社INOPASE(本社:東京都中央区、代表:杉本 宗優、以下INOPASE)は、東京工業大学 生命理工学院 神経医療機器開発グループに参画したことを発表しました。
INOPASEは今回の神経医療機器開発グループへの参画を通じて、東京工業大学生命理工学院ならびに関係協働医師・協力企業と連携し、既に開発を進めている仙骨神経刺激装置や脳神経刺激装置に加え、BMI(ブレインマシンインタフェース)等の新たな機器開発にも取り組む予定です。
東京工業大学 神経医療機器開発グループは、ライフイノベーションの知の協創拠点として生命理工オープンイノベーションハブが2017年に東京工業大学生命理工学院に創設されて以来、その一員としてグループの研究開発活動を進めて参りました。具体的には、脳内情報処理メカニズムの理解と、脳と外界を繋ぐためのセンシング技術の開発を2本柱としてきました。本年度より、研究グループの軸足をシーズの深化からニーズの充足に移し、グループ名も新たにして再スタートし、電気的な神経修飾技術と情報復号技術を適用した神経医療機器の開発を目指しています。