医療機器

レスメド、PAPシリーズ最新のAirSense 11を上市 睡眠時無呼吸症候群の治療におけるデジタルヘルスを推進

デジタルヘルスと睡眠、呼吸器ケアのグローバルリーダーであるResMed(レスメド)の日本法人 レスメド株式会社(以下 レスメド、所在地:東京都千代田区、代表:代表取締役 黒川貴史)は、次世代のPAP(気道陽圧)装置であるAirSense 11を上市しました。

日本で、AHI(1時間当たりの無呼吸・低呼吸の回数)が15以上の中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の潜在患者数はおよそ900万人と推定されており、AirSense 11は、より多くの閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者が治療を開始し継続できるよう開発され、Personal Therapy AssistantやCare Check-Inといった新機能を搭載し、PAP使用者に合わせたガイダンスを提供することで、治療や睡眠時の快適な使用をサポートします。また、遠隔でのソフトウェアアップデートにより、今後開発される新しい機能も装置に反映され、患者への支援を発展的に行うことが可能となります。

AirSense 11の機能
Personal Therapy Assistant:患者本人が、マスク装着や治療圧に慣れるための各手順を音声ガイド付きビデオで解説するチュートリアルを、myAirアプリを通じて提供します。
Care Check-In:「睡眠治療は上手くいっていますか?」、「今週の眠気はどうでしたか?」といったシンプルな質問に対する患者の回答に基づいて、患者の治療の段階に合わせたガイダンスを提供します。この機能はmyAirアプリ(患者エンゲージメントアプリ) および デバイス本体の画面上で利用できます。また患者の同意があれば、医療従事者はAirView (医療従事者向け遠隔モニタリングプラットフォーム)でこの回答を閲覧することが可能になり、遠隔での患者のフォローアップの参考データとして新たに活用できます。
スマートフォンを模した洗練されたデザイン:タッチスクリーンや直感的な操作ができるメニューなど、使いやすさと治療へのアドヒアランス向上を実現できるようデザインされています。
レスメド独自の治療圧アルゴリズムを搭載:呼吸に合わせて治療調整を行うAutoSetモード、気流制限(フローリミテーション)に対して敏感に反応するF-mode、CPAP(持続陽圧呼吸)といった、無呼吸・フローリミテーション・いびきに応じて治療圧を変更する各種モードを選択することができます。
ワイヤレス・アップグレード機能:装置とワイヤレス通信で、ソフトウェアをアップグレードできる機能を搭載しています。

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