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医療機器分野のスタートアップ企業を対象としたアクセラレーションプログラム オリンパス、「Olympus Asia Pacific Innovation Program」を開始

オリンパス株式会社(以下、オリンパス)は、オリンパスのイノベーションの歴史を継続するための取り組みの一環として、医療機器・診断・デジタルヘルスのスタートアップ企業を支援する非営利団体MedTech Innovator Asia Pacific(メドテック・イノベーター・アジアパシフィック、以下、MedTech Innovator)の協力のもと、アクセラレーションプログラム「Olympus Asia Pacific Innovation Program」を12月5日より開始します。オリンパスは、本プログラムを通じ、診療水準を向上させるための次世代の革新的ソリューションを支援することを目指します。

本プログラムでは、オリンパスが医療機器分野において低侵襲治療や病変の検出・診断・治療に貢献する革新的な技術をもつスタートアップ企業を対象に、2023年5月から9 月にかけて、対面式やバーチャルでピッチイベントを2回行います。最優秀賞受賞者には、オリンパスによるメンターシッププログラムと、賞金75,000米ドルが授与されます。オリンパスは、企業理念「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」のもと、患者さんの診療水準向上を目指し、罹患数の多い上位5つのがんのうち、4つのがん(肺がん、胃がん、大腸がん、前立腺がん)の治療をはじめとする100の疾患に対するさまざまな製品・ソリューションを提供してきました。オリンパスは、新しい技術、特にデジタルソリューションの出現が患者さんの治療のパラダイムに大きな変化を与えると考えます。患者さん一人ひとりに適したソリューションを構築し、一連の診療プロセスの各過程を最適化することで、患者さんのアウトカム向上に貢献していくとしています。

参加基準
特に消化器科、呼吸器科、泌尿器科領域のがんや疾患に対する低侵襲治療や病変の検出・診断・治療における新たな方法の確立に重要な役割を果たすソリューションを開発しているスタートアップ企業。以下は一例。
• スマート内視鏡診断、治療:早期発見や高度な内視鏡治療が可能
• 低侵襲診断、手術、治療における将来の自律性を実現するロボティクス、センシング、モニタリング、ナビゲーション技術
• 術前から術後までの一連の診療プロセスの変革
 - 臨床効率化と予測分析のためのAI技術
 - 外科的治療における3D、4D画像処理
• 現在の手術や薬物治療に替わる新たなデバイス、ソリューション
• 非侵襲的または低侵襲的な診断、手術、治療を可能にする革新的技術
• 倫理的なAI、デジタル技術
• 次世代自動文書化
• 消化器領域におけるスマート診療と遠隔患者モニタリング

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