セミナー概要
デジタルの活用で医療の諸問題解決に期待
デジタルセラピューティクス(DTx)の最前線
〜海外の早期承認制度/推進策の最新動向と日本デジタルヘルス・アライアンスの取り組み〜
URL:https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?spage=pt_22527
講師
株式会社日本総合研究所 リサーチコンサルティング部門
ヘルスケア・事業創造グループ 野田 恵一郎 氏
日時
2022年10月18日(火) 午後1時~3時
重点講義内容
日本の医療費支出をコントロールしつつ、患者が受ける価値を最大化するためには、デジタルを活用して医療を個別化・最適化しながら省力化し、効率的・効果的な医療を提供することが求められる。現在、大枠として医療・健康分野のデジタル化に着目した議論が進められているが、デジタルセラピューティクスについては議論が始まったばかりであり、適切な活用を推進させるための業界の垣根を超えた課題解決とルール作りが必要である。2022年3月に、日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)を発足し、「デジタルならではの価値」を適正に評価しつつ、技術進展に対する柔軟性のある制度・規制などの環境整備を目指す取り組みを開始させた。本講演では、JaDHAの活動を紹介するとともに、海外の早期承認制度/推進策の最新動向を踏まえた、我が国に求められる社会実装の在り方について述べる。
1.デジタルセラピューティクスの定義
2.デジタルセラピューティクスが医療に与える価値
3.海外の特徴的な推進策の取り組みと日本への示唆
4.開発動向
~次世代のデジタルセラピューティクスの対象領域~
5.社会実装に向けた課題
6.質疑応答