周術期領域にさらなる精密さと簡便性を
ドレーゲルジャパン株式会社は、2022年4月19日、筋弛緩モニタ『ToFscan』の取り扱いを開始したと発表しました。
同社は、医療機器と安全機器を扱うドイツ企業ドレーゲル社の日本法人です。『ToFscan』は、3D加速度センサーを搭載すると共に簡便な操作性も実現することで、周術期領域にさらなる精密さと簡便性をもたらす製品になっています。
3D加速度センサーを搭載、キャリブレーションを不要に
筋弛緩モニタは、筋弛緩薬の最適量を知るために用いられる機器です。筋弛緩薬の効き目は、年齢/体重/性別などによって個々人で異なるため、投与に際しては薬の定量的な計測と最適量の把握が筋弛緩モニタによって行われています。
今回販売が開始された『ToFscan』は、3D加速度センサーの搭載によって面倒なキャリブレーションを不要にし、常に正確な計測を可能にしました。また5種類のセンサーを備えることで、成人/小児/乳幼児まで対抗が可能。使いやすさを重視し、サイズがコンパクトである点やメニュー操作が簡便で直感的である点も特徴です。
発売数は既に累計約10000台に達している
『ToFscan』の設計開発は、フランス企業idmed社が行いました。既にEU/アメリカ/カナダ/韓国/オーストラリアといった国々で同製品は活用されており、発売数は累計約10000台に達しています。
なお日本において同製品は、センチュリーメディカル株式会社が製造販売を担います。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
簡便で使いやすく、より正確な筋弛緩モニタ『ToFscan』 – ドレーゲルジャパン株式会社
https://www.draeger.com/ja_jp/Hospital/ToFScan-PR
3D加速度センサー搭載で、簡便で使いやすく、より正確な筋弛緩モニタ『ToFscan』の販売開始 – PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p