AI医療機器プログラム専用の配信・流通システム構築へ
株式会社FRONTEO(以下、FRONTEO)が2021年11月に、株式会社スズケン(以下、スズケン)と、「会話型 認知症診断支援AIプログラム」事業について提携契約を締結したと、2月15日に発表しました。
FRONTEOは、スズケンと同事業について提携契約を締結したことで、同事業のほか国内初となるAI医療機器プログラム専用の配信・流通システム構築にも取り組んでいく予定です。
FRONTEOとスズケンは今回の提携契約などを通じ、AI医療機器の早期市場浸透や市場拡大、安定供給の実現を図り、医療におけるDX推進に貢献していくとしています。
自然言語を用いて認知症を診断するAI医療機器
「会話型 認知症診断支援AIプログラム」は、自然言語を用いて認知症を診断するAI医療機器です。2021年4月に臨床試験を開始し、現在は薬事承認申請に向けたプロセスが進められています。
FRONTEO独自の自然言語解析AIである「Concept Encoder」が採用されており、自由記述のテキストデータや発話内容・言葉の使用傾向などの解析が可能。医師と患者の日常会話から認知症のスクリーニングができます。
同プログラムは、専門医だけでなく一般医(家庭医)による使用ができ、遠隔診療などといったデジタル医療の進展や医療の効率化・標準化などに寄与していきます。
(画像は株式会社FRONTEO ホームページより)
▼外部リンク
株式会社FRONTEO プレスリリース
https://www.fronteo.com/20220215
株式会社FRONTEOのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000442.000006776.html