医療者同士のコミュニケーション機能を拡充
木村情報技術株式会社は、2022年1月11日、同社が運営する医薬品情報管理プラットフォーム『AI-PHARMA』を大幅にリニューアルしたと発表しました。
『AI-PHARMA』は、医薬品データの収集/管理/共有を効率化することで医療者を支援するシステム。今回のリニューアルでは、医療者同士のコミュニケーション機能拡充などが行われています。
2022年1月時点で病院など224施設に導入
『AI-PHARMA』は、同社が岡山大学などの監修を受けて開発したクラウドシステムです。AI技術を活用することで、医療現場で収集した医薬品情報の容易なデータベース化を可能にしています。
情報管理機能においては、施設独自のDIデータベース作成や他施設の公開データベースからの単語検索も実現。日本病院薬剤師会が提唱するフォーマットにも対応しているため、症例の収集/管理/検索/共有も可能です。
幅広い規模の組織に対応している点も評価され、同システムは2022年1月時点で病院/クリニック/薬局など224施設にて導入されています。
医薬品情報を求めて集うコミュニケーションツールへ
今回のリニューアルで『AI-PHARMA』には、掲示板機能とお知らせ機能が追加されました。掲示板機能では、日々の医療現場で生じる疑問に関する利用者同士のコミュニケーションを実現。お知らせ機能では、所属内外への簡単な告知などを可能にしています。
同社は『AI-PHARMA』について今後、医療者が医薬品情報を求めて集うコミュニケーションツールとして開発を続けるとしています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
医薬品情報プラットフォーム『AI-PHARMA』が大幅リニューアル – 木村情報技術株式会社
https://www.k-idea.jp/news/220111_001505.html