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研究が活発な地域を表示する医学論文解析AI「WordATLAS」提供開始

『conceptencoder』を活用して医学論文を解析

株式会社FRONTEOは、2021年10月4日、AIシステム『WordATLAS』の提供を開始しました。

同社は、自然言語処理に特化したAIエンジン『conceptencoder』の開発/提供などを手がける企業。『WordATLAS』は、『conceptencoder』を活用して医学論文を解析し、製薬企業の情報戦略策定を支援するシステムとなっています。

研究が活発な地域・国などを一目で把握

『WordATLAS』は、米国の生物医学領域論文データベース『PubMed』に収載された医学論文および執筆者情報をAIが解析し、論文投稿数や投稿内容のトレンドをマップ表示するシステムです。ユーザーが関心を持つ疾患分野について、研究が活発な地域・国や機関、また研究者などを一目で把握することができます。

『WordATLAS』に搭載される『conceptencoder』は、テキストデータを大量に含むメディカルデータを有効に解析/活用できるAIエンジンとして、2018年に開発されました。ライフサイエンス分野に特化したAIとして開発されており、テキスト以外のデータとの共解析も可能となっています。

マーケティング戦略策定にも活用が可能

『conceptencoder』の搭載により実現した『WordATLAS』では、研究者同士のつながりなども可視化されます。基礎研究における活用に加えて、臨床研究や臨床試験、また競合分析を含むメディカル・マーケティング戦略策定にも活用が可能です。

同社は『WordATLAS』によって、医学/創薬領域における知の共有の推進に貢献するとしています。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

医学論文を解析し製薬企業の情報戦略策定を支援する『WordATLAS』の提供を開始 – 株式会社FRONTEO
https://www.fronteo.com/20211004

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