電子医療機器市場に関する考察を発表
市場調査レポートプロバイダーのREPORT OCEANは、2021年7月2日、世界の電子医療機器市場に関する考察を発表しました。
この発表は、REPORT OCEANが2021年6月30日に発行した新しいレポート『Global Electromedical Devices Market Size study, by Device Type』の中で明かされた内容を、まとめたものです。
高齢化の進展で有用性が高まる電気医療機器
この発表で扱われている「電気医療機器」は、レーザー/手術器具といった治療用機器やモニタリング機器/画像診断機器といった診断用機器などを指します。これらの機器は、歯科/循環器系/眼科といった領域の疾患の診断/手術に使用されており、世界的な高齢化の進展により有用性が高まってきました。
同レポートでは、心血管疾患や心臓疾患による死亡者数の増加と同時に、電気機械式装置の技術開発や製品承認の増加といった動きに触れ、これらの動きが電子医療機器市場の成長の強化につながる可能性を期待。一方で、装置の高コストと高い技術構成が市場成長を抑制する要因となっている点も指摘しています。
2027年まで7.2%の成長率が見込まれる
同レポートでは、世界の地域それぞれの電気機械装置市場についても分析を実施しています。市場シェアについては、多数の医療機器メーカーが存在する北米が、世界をリードすると予測。同時に、歯科疾患や心血管疾患の有病率が上昇しているアジア太平洋地域も、今後は高い成長率を示す可能性があると考察しています。
なお同レポートでREPORT OCEANは、世界の電子医療機器市場は2027年まで7.2%の成長率が見込まれると予測しています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
Global Electromedical Devices Market Size study, by Device Type – REPORT OCEAN
https://reportocean.com/
電子医療機器市場 2027年までCAGR 7.2%で成長する見込み
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/