2030年までの予測期間中に成長率13.6%に
SDKI Inc.が6月11日に、新レポート「ロボット支援手術システム市場 – 成長、傾向、COVID-19の影響と予測 2022 – 2030年」を、6月12日に発刊したと発表しました。
同レポートでは、慢性疾患の負担の増加および、最小限の侵襲的方法に対する嗜好の高まりなどが、同市場成長の推進要因だと考えられており、市場価値が2022年の6,851.52百万米ドルから、2030年までに16,727.66百万米ドルに達することも推定されました。
しかし一方で、新型コロナウイルスの症例の増加によって、手術が延期されているケースもあることから、ロボット支援手術市場に深刻な影響を及ぼしており、特に2020年はロボット支援手術システム市場などの製品に悪影響を及ぼしていることも分かっています。
北米地域が予測期間中に市場全体を支配するとの予想も
ロボット支援手術システム市場は製品タイプ別(システム:外科用ロボットおよびナビゲーションシステム、消耗品と付属品、ソフトウェアとサービス)、アプリケーション別(婦人科手術、心臓血管、神経外科、整形外科、腹腔鏡検査、泌尿器科など)、エンドユーザー別(病院、外来手術センターなど)、そして地域別にセグメントが分けられ、さまざまな要因に基づきサブセグメントとしてさらに細かく分類されます。
地域別は北アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋、ラテンアメリカ、中東およびアフリカなどとサブセグメントが分けられ、特に北米地域は2022年から2030年までの予測期間中に同市場全体を支配するとの予想もされました。これは慢性疾患の負担の増加、ロボット支援手術システムの技術進歩などが要因だと考えられています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
SDKI Inc. Robotic Assisted Surgery Systems Market
https://www.sdki.jp/
SDKI Inc.のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000558.000072515.html