様々なフォーマットの診断書からデータを読み取り
株式会社アイリックコーポレーションは、2021年5月17日、同社子会社が提供するAI-OCRソリューション『スマートOCR健康診断書』について、ヘルスケアアプリ『kencom×ほけん』への搭載が決定したと発表しました。
『スマートOCR健康診断書』は、様々なフォーマットの健康診断書からデータを読み取ることができるソリューション。『kencom×ほけん』は、楽しみながらに健康増進に取り組めるアプリとして、DeSCヘルスケア株式会社が展開しています。
スマートフォンで撮影すると自動で入力
『スマートOCR健康診断書』は、スマートフォンで診断書を撮影するとデータが自動で入力されるソリューションであり、株式会社インフォディオが提供しています。
健康診断書は、医療機関によって様々なフォーマットを持つため、定型フォームのOCRではデータ読み取りが困難でした。しかし『スマートOCR健康診断書』では、AIのディープラーニング技術を活用することにより、非定型文の読み取りを実現。台形・歪み・たわみなども自動補正した上で読み取ることが可能です。
同ソリューションはさらに、既存システムとの連携やRPA連携といったカスタマイズ開発にも対応。健康診断書データの手入力から、利用者を解放しています。
提供開始時期は、2021年秋
今回『スマートOCR健康診断書』の搭載が決定した『kencom×ほけん』は、日常生活の中で気軽に健康増進活動に取り組めるヘルスケアアプリです。歩数の自動記録や健康増進情報の配信に加えて、ゲーミフィケーションを取り入れたプログラムも提供し、健康リスクの低減を支援しています。
なお、『kencom×ほけん』での『スマートOCR健康診断書』の提供開始時期は、2021年秋と予定されています。
(画像は株式会社アイリックコーポレーションの公式ホームページより)
▼外部リンク
『スマートOCR健康診断書』を『kencom×ほけん』へ搭載 – 株式会社アイリックコーポレーション
https://www.irrc.co.jp/pdf/press20210517.pdf