医療情報を基に潜在疾患のスクリーニングなどを実施
株式会社FRONTEO(以下、FRONTEO)が、独自の人工知能などを活用して診断・診療支援のソリューション提供を開始したと、5月13日に発表しました。
近年、個人の健康や医療、そして服薬に関する情報「パーソナル・ヘルス・レコード」など、多様な医療情報を活用することで、健康維持や適切な医療が受けられるようにする取り組みに注目が集まっています。
このように医療情報の活用へのニーズが高まっていることから、FRONTEOは独自の人工知能「Concept Encoder(商標:conceptencoder)」や、これまで培ってきた医療事業・医療情報に関する専門知識・経験を基に、AIによる自動医療辞書や、自動診断・診療支援システムを構築。電子カルテなどの医療情報を基に、潜在疾患のスクリーニングや予後予測、診断・診療支援などを総合的に行うソリューションの提供を開始しました。
医療情報に見られない患者の心理的側面などを解析
同システムでは、医療情報からは確認できない患者の心理的側面などを解析し、診療効率や患者治療満足度の向上に寄与します。
FRONTEOは今後も、ライフサイエンス分野に特化して独自開発した自然言語解析AI(人工知能)「Concept Encoder」などの開発・普及などから、医療のDX医療のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進や標準化・効率化、患者のQOL向上に貢献していく意向を示しています。
(画像は株式会社FRONTEO ホームページより)
▼外部リンク
株式会社FRONTEO プレスリリース
https://www.fronteo.com/20210513_2
株式会社FRONTEOのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000006776.html