呼吸器吸入器市場、成長率9%以上になるとの予想も
SDKI Inc.が4月30日に、新レポート「呼吸器吸入器市場 – 世界の見通しと予測2020 – 2025年」を、同日に発刊したと発表しました。
同レポートで呼吸器吸入器市場は2019年から2025年までの予測期間中に、成長率9%以上になると予想。喘息やCOPD、嚢胞性線維症の有病率の増加に加え、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が、同市場の成長の推進要因だと考えられています。
また、呼吸器疾患の発生率の増加や、呼吸器疾患の治療オプションに対する需要の高まりも治療用呼吸ケアデバイスの需要を後押ししています。
呼吸器疾患の有病率増加、北米が呼吸器吸入器市場を支配
呼吸器吸入器市場は製品別や患者別、流通チャンネル別、地域別にセグメントが分けられ、さまざまな要因に基づきサブセグメントとしてさらに細かく分類。
地域別はヨーロッパやアジア太平洋、北米地域などとサブセグメントが分けられ、北米は世界の同市場を支配しており、いくつかの呼吸器疾患の有病率増加が要因となっています。
米国ではCOPDの発生率を低下させるための最新の吸入器技術を最も早く採用。カナダでも同医療機器を大規模に採用してきました。同地域での汚染率の上昇や呼吸器系のトラブル増加が全体的な需要を押し上げる要因の1つとされています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
SDKI Inc. Respiratory Inhalers Market
https://www.sdki.jp/
SDKI Inc.のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000347.000072515.html