未受診者・受診中断者・コントロール不良者への対策
株式会社リンケージは、同社が提供している糖尿病重症化予防プログラムをアップデートしたことを発表しました。
リンケージが提供する糖尿病重症化予防プログラムは、初期費用0円で糖尿病専門医との面談が可能な法人および健康保険組合向けのサービスです。テクノロジーを活用しながら、専門医による患者抽出のほか、プログラム対象者へのサポートを一元的に担うなど、指導から介入までワンストップのバックアップ体制を提供しています。
今回のアップデートでは、専門医による指導と、未受診者や受診中断、コントロール不良者への対策を重点的に行い、重症化予防のプログラムを強化しました。
実施期間は6ヶ月で、糖尿病専門医や糖尿病療養指導士、保健師等の専門職によるWeb面談、メール支援、専門アプリによる食事のカロリー計算などを通じて健康改善をサポートします。
また、糖尿病未治療者に対しては、危機意識の醸成や生活習慣の改善を目指し、糖尿病専門医への受診勧奨や生活指導、禁煙指導を実施することで生活習慣の改善を促します。コントロール不良患者や受診中断者には重症化予防のための介入として、専門医のセカンドオピニオンを提供します。
働き盛りで健康管理が後回しの年代に企業による介入
日本人は、穀物中心という食生活から少量のインスリンしか必要としていなかったという体質の特徴から、糖尿病になりやすいという研究もあり、2016年の厚生労働者の調査結果によると、成人の6人に1人が糖尿病あるいはその予備軍であるとされています。
しかし、20代から40代の働き盛り世代は、仕事や子育てで忙しく自身の健康管理は後回しになっていることもあり、糖尿病などを予防するための健康維持や促進に意識が向いていない場合も多い状況です。
そこで、糖尿病患者の重症化を予防するため、企業や健康保険組合から従業員に介入の機会を提供すれば、悪化するリスクをあらかじめ抑制することが可能になるという考えから、リンケージは糖尿病重症化予防プログラムを提供しています。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社リンケージ プレスリリース(PR Times)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000053753.html