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AICSなどによる電子カルテ向けのAIソフトウェアアプリケーションが賞を獲得

「台湾ナショナルイノベーションアワード」を獲得

AICS(ASUS Intelligent Cloud Services)と、中山医学大学附設医院による電子カルテ向けのAIソフトウェアアプリケーションが賞を獲得したと、ASUS JAPAN株式会社が4月19日に発表しました。

AICSと中山医学大学附設医院が、SDM(共有意思決定)に基づく患者中心の電子カルテおよび、教育中心の電子カルテの共同開発が高く評価された結果、「Taiwan National Innovation Awards(台湾ナショナルイノベーションアワード)」を獲得。

同電子カルテには、AICSの「AICS ICD10」ソリューションが活用されており、既存の記録を関連する疾患分類とコードに自動変換でき、構造化されたデータベースに保存することが可能です。

AIベースのアプリケーションが精密医療提供の基盤に

AICSの責任者であるTai-Yi HUANG博士が、台湾にある15の医療センターと地域病院で、「ICD10コーディングアシスタント」や「EMR(電子カルテ)検索」など、複数のAIソリューションを展開していることを明らかにしており、これらが精密医療提供の基盤になるとの見解も示しています。

また、中山医学大学附設医院の副医院長のCJ Tseng博士は、AICSのEMR検索ソリューションが、病院における電子カルテの価値を高めるための重要な基盤を提供していることや、同医院で「エビデンスに基づく医療(EBM)教育」、「予防医学の実践」、「医療の品質管理」の3つの分野で、既に応用が始まっていることも明らかにしました。

(画像はASUS JAPAN株式会社 ホームページより)

▼外部リンク

ASUS JAPAN株式会社 プレスリリース
https://www.asus.com/jp/news/bz1fjbthx0ly6ge4/

ASUS JAPAN株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000597.000017808.html

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