AI

アドダイス、医療用AI「ResQ AI」のクラウドファンディングで300万円獲得

コロナ感染拡大を防止する医療用AI

株式会社アドダイスは、2021年1月21日、同社が医療用AI『ResQ AI』開発のため実施していたクラウドファンディングにおいて、目標金額の300万円に到達したと発表しました。

同社は、AI技術者やデータサイエンティストらによって設立されたベンチャー企業。『ResQ AI』は、新型コロナの感染拡大防止に向けて開発された医療用AIであり、2020年12月25日より『READYFOR』にてクラウドファンディングが実施されていました。

体温などのデータをAIが解析

株式会社アドダイスは、新たな「より良い社会」をITで創出すべく、自律型AIによるDXの実現を目指しています。2020年4月からは、自律型AI技術によって今般のコロナ禍に挑むべく、医療機関・大学・研究機関と連携する形で『COVID-19 ResQプロジェクト』を始動。同プロジェクトの一環として、『ResQ AI』の開発も開始しました。

『COVID-19 ResQプロジェクト』では、リストバンド型ウェアラブルIoTで収集したユーザーの体温や酸素飽和度などが、医療機関などで共有されます。またこのデータをAIで解析し、重症度・重症化リスクをリスクスコアとして提示することで、施設間搬送トリアージの支援も行われます。

無事に目標金額の300万円を獲得

『ResQ AI』について株式会社アドダイスは、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)などと相談しながら開発を進めてきました。しかし、これらの医療規制対応は多くの資金が必要とするため、同社は今回のクラウドファンディングを開始。無事に目標金額の300万円を獲得するに至っています。

同社は今後も『ResQ AI』について、研究プロトコルのレビューなどを行う費用のためクラウドファンディングを実施するとのことです。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク

医療用AI『ResQ AI』のクラウドファンディングで、目標の300万円を達成 – 株式会社アドダイス
https://ad-dice.com/news/210121_info/

関連記事

  1. AIと高精度センサーによる次世代の非侵入型見守りシステム

  2. BSNアイネット「救急相談アプリ」、新潟県糸魚川市にて実証事業を開始

  3. emol、国内メンタルヘルステックカオスマップの2022年版を公開

  4. 会話をカルテ化する「kanaVo」、オンライン診療対応モデルをリリース…

  5. 人間ドック・健康診断受診者の満足度向上を目指し、AIレポート自動生成機…

  6. FRONTEOが慶應義塾とAI医療機器のグローバルライセンスに関する契…

PAGE TOP