新型コロナ感染対策に病院職員の健康状態を管理
株式会社Smart119(以下、Smart119)は、同社が運用している医療機関用災害対策システム「Smart: DR」に、職員の日々の体調を管理・集計する「職員健康管理機能」を追加し、大阪急性期・総合医療センターで試験運用を開始したことを発表しました。
「Smart DR」は、災害やテロなどの緊急事態が発生した際、情報共有と救急現場への人員再配置を支援する医療機関用災害対策システムで、スタッフの安否確認、集合要請をスマートフォンやパソコンを使ってスムーズに行えるシステムとなっています。
そして、新型コロナウィルス感染症拡大期にある現在、病院内でのクラスター感染を防止する対策が必要であり、それに最も効果的であるのは、病院職員の健康状態を管理することだと考えられています。
今回リリースした「職員健康管理機能」では、職員のメールやLINEに毎朝、体調報告の案内が届き、簡単な入力で自身の体温・体調や勤怠等を報告できるものです。
手間をかけずに質の高い情報を収集することができ、報告された情報は自動集計されて一元管理され、発熱した職員の招集を見送るなど、病院内での感染対策に活用できます。
質の高い救急・災害医療をスマートに提供
「Smart DR」は、より早く、より質の高い救急・災害医療をスマートに提供するために、災害時における医療スタッフへの緊急連絡と参集状況を一元管理するBCP対策ソリューションです。
1回の操作で、全職員のメールやメッセンジャーに緊急連絡を一斉配信することができ、また、職員は、本部からの集合要請に、自身のスマートフォンから安否状況と病院到着時間をワンクリックで返信できます。
さらに、職員の応答状況・参集状況を自動的に確認・集計し、職員個別の情報を見ながら、変化する被災者の医療ニーズに応じた迅速な人員配置も可能です。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
株式会社Smart119 プレスリリース
https://smart119.biz/news/000221.html
「Smart DR」公式サイト
https://smart119.biz/dr/