IT

病院・クリニック・歯科医院の物品管理・発注作業の手間を約90%削減する自動化システム「pitto(ピット)」アップグレード版リリース

mappin株式会社(本社:大阪府大阪市、代表:吉元 台)は、10月31日より、医療向け在庫管理・自動発注システム「pitto(ピット)」のアップグレード版の販売を開始しました。

医療向け在庫管理・自動発注システム「pitto(ピット)」

医療における物品管理は非常に重要です。たった一つの在庫切れや期限切れが重大な医療事故に繋がりうる世界です。しかし、他の業務を行いながら、煩雑な在庫管理や発注作業を正確に行うのは、非常に労力が必要です。

「pitto(ピット)」は、これらの煩雑な在庫管理・発注作業を自動化します。QRコードによって誰でも簡単に、正確に、在庫を最適化するシステムです。

サービス提供の背景

 医療業界においては、医療物品の適切な管理は非常に大きな課題の一つとなっています。医療スタッフの働き方改革が求められる中で、担当者に負担が集中したり、それによって残業になってしまうことも問題ですが、院内物品の保管場所の分散や煩雑な発注方法、期限管理の難しさなどによって、欠品や期限切れが起こり、そこから医療ミスが生じるリスクも無視できません。

mappin株式会社は業界初クリニック・歯科クリニック専用の在庫管理・自動発注システムの「pitto(ピット)」を提供してきましたが、より便利に使用できるように大幅なアップグレードを行いました。

主な特長

1 「誰でも使える」簡単な操作性

 「pitto(ピット)」は、現在の在庫管理にかかる労力をおよそ90%削減し、この問題解決の一助を担います。在庫管理は、QRコードを物品に貼り付け、入庫する時にスキャナーで「ピッと」スキャン、その日使った物品のQRコードを1日の終わりにまとめて「ピッと」スキャンするだけで完了します。そして、あらかじめ決めておいた定数を下回った物品はボタンひとつで自動的に取引先の業者へ発注されます。

2 院内在庫全ての「今どこにあるか」や「いつまで使っていいか」まで完全管理

ただ院内在庫の数量だけを扱うのではなく、現在どの物品がどこにいくつあるのかまでリアルタイムで管理します。使いたい物品が見当たらずに、倉庫や棚を探し回る必要がありません。また、期限管理も同時に行います。物品ごとに全て異なるQRコードを貼り付けるので、iPadやPCの画面上で簡単に期限を確認できる上に、期限切れが近くなるとアラートでお知らせします。もう期限切れを起こしてしまうこともありません。

3 毎月いくら使っているのか」等が一目でわかるExcel等のファイルへの出力

ファイル出力の機能も搭載されています。月ごとや年ごと等、指定された期間の発注履歴を Excel形式のファイルとしてダウンロードできます。出力されたファイルには、物品名や単価、発注先、注文数、入個数、発注日、発注者などの情報が含まれています。このファイルは病院やクリニックの月間支出を算出したり棚卸高を計算したりする際などに利用でき、クリニックのスムーズな運営をサポートします。

関連記事

  1. パラダイム・ラボ、オンライン診療などで活用される「コネクトさん」の特許…

  2. 医療ICTベンチャーアルムとRFID技術を展開する帝人 次世代医療サプ…

  3. Medi-LXが看護師向けスライド共有サービスをリリース

  4. 【医療DX】快適な医療体験を提供するサービス「GENOVA SMART…

  5. デジタルヘルス市場は、2027年までに4,801億米ドルに達すると予想…

  6. 【2023最新調査レポート】外科医が有用と思う医療動画メディアに手術動…

最近の記事
PAGE TOP